
ここでは私のある日の取引履歴を公開いたします。
スキャルピングのリアルが少しでも伝われば良いと思いトレード実績を振り返りながら解説していきます。
実際のスキャルピングの実績
まず、次の表が実際のスキャルピングの実績になります。
ちなみに日付は2025年4月25日の22:00~23:00頃の1時間のトレード記録になります。
通貨ペア | USD/JPY |
トレード回数 | 15回 |
買いエントリー数 | 11回 |
売りエントリー数 | 4回 |
勝ち回数 | 8回(勝率53.3%) |
負け回数 | 7回 |
勝ち合計額 | 8,330円(平均1,041円) |
負け合計額 | 6,335円(平均△905円) |
合計損益 | 1,995円 |
いかがでしょうか?
『たったこれだけ?』と思ったトレーダーの方が多いのではないでしょうか。
PCに張り付いてチャートを眺めながらトレードを繰り返して時給1,995円です。
チャート分析などの事前準備まで含めるともっと安い時給です。
せっかくスキャルピングで大きく稼ごうと思っても、これだとちょっと難しいと感じてしまいますよね。
でも安心してください。
スキャルピングはしっかり利益が出せる理由を次で説明していきます。
スキャルピングについてより詳しく知りたいトレーダーは次の記事をご覧ください。
大事なのは何円勝ったかではなく、何Pips獲得したか
下に前項の実際の約定履歴を次に張り付けています。
ちなみにLION FXなら取引ツールのC2から簡単に約定履歴をダウンロードできます。

いかかでしょうか。
トレードの上手、下手は一旦置いておいて、ここで注目してほしいのは、1トレードの損益額ではなく『LOT数』です。
この日は1エントリーあたり35LOT、つまり35,000通貨で取引を行っています。
勘の良いトレーダーならお分かりかと思いますが、損益はLOT数を変化させれば増減できるというわけです。
もし、10倍の350LOT(=350,000通貨)で取引していれば、利益も10倍の19,950円になります。
時給1,995円がなんと、時給19,950円になるのです。
資金量にもよりますが、利益をしっかり増やすにはLOT数の調整をすれば可能になります。
そして、ここでの取引では1時間で5.7Pips獲得しています。
勝率や獲得Pips数を知っておくとスキル向上に役立つ
スキャルピングの技術向上には自分のトレードの振り返りは欠かせません。
エントリーの根拠や利確ポイントが適正だったかやルール通りのトレードを行えたかなど確認すべき点は多くあります。
そのような確認すべきポイントの中で、知っておくと良いのが『勝率』や『平均獲得(損失)Pips数』です。
自分は1回のトレードでどのくらいの利益をとれているのかを知ることで、損切や利確のタイミングが早すぎたり遅すぎたりしていないかを振り返るときに役立つのです。
薄利のスキャルピングにおいては、利確や損切が遅れれば致命傷になりかねませんので、常に自分の平均を頭に入れておくことで、客観的に見つめられるようにもなります。
コツコツ積み上げることが大事
スキャルピングは何と言っても、『コツコツ』積み上げることが大事です。
1トレードで1Pips~2Pipsをコツコツ積み上げて、最終的に10Pips、20Pipsと増やしていくわけです。
もちろんどんなに上手でも100%勝つことはできないので、途中で損切なども挟みながら積み上げるには、10回、20回と多くのエントリーが必要になります。
スキャルピングは決して楽ではないが確実性が高い
正直、トレード中はチャートをずっと見ておかなくてはいけないスキャルピングは決して楽なトレードとは言えません。
しかし、自分の勝ちパターンを掴めればチャンスの多いトレード手法とも言えます。
また、保有時間が短いことでリスクを極力抑えたり、レバレッジを最大限にかけやすくなったりするメリットもあります。
自分のトレード利益を分析して、トレードスキルの向上を目指しましょう。
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